心が伝わる謝り方~アサーティブとアイメッセージ~

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謝ってもらうことを期待しない

「ミスをしたり人に迷惑をかけたりしたら謝るもの」

そう思う方は多いと思います。
ほとんどの方はそう思っているのではないでしょうか。
ですが、十分に反省しているのに謝ることができない方も
一定数いることを心の片隅に置いておいていただきたいと思います。

自己肯定感の低い方は
「本当に悪いことをした」
「相手は怒っているだろう」と思うと
その話題を避ける行動をとりたくなるのです。
こちらから見ると逃げているように見えるかもしれません。

謝ってもらうことに期待しないということも
時には必要です。
いつまでも恨みに思うと自分の時間が無駄になります。

でもこのコラムをお読みの方はそういうことはしたくないとお考えでしょう。
これからしっかりと心を伝える謝り方について考えてまいりましょう。

謝るときのN G行動

1.笑いながら話す
心と表情を統一します。
気まずいとか照れ臭いという気持ちで無理に笑顔を作る必要はありません。

2.他人のせいにする
言い訳にしか聞こえません。
仮にそういう指示があったとしたら
「指示の内容をこのように解釈してしまいました」のように
最終的に自分の判断で行動を起こしていることを理解し、そう伝えることです。
本来は指示の段階で確認するものですが
お互いの確認の甘さを再確認できて今後に生かされるなら良いことです。

3.目を見つめすぎ
顔を見て話すことは大切ですが、反抗的な態度に取られては残念です。
体はしっかりと相手に向けるようにします。

謝るとき心がけること

1.場所を設定する
話すときの場面の設定です。
家族なら、いつものリビングでも構いません。
「話があるの」のように「これから大切なことを話します。」ということが伝わる場面設定をします。

2.率直に話す
前置きが長すぎたり言い訳をせずにシンプルに伝えましょう。

3.ポイントを絞って伝える
話す前に自分自身でポイントを整理しておくことが大切です。
どの件の何について謝っているのかがわかるように話しましょう。
謝まる行動が逆に相手の迷惑となってはいけません。

4.代替案があるなら伝える

5.過去のことでも大丈夫
「あの時は、こんな風に伝えてしまいましたが
 あとで一方的だったのではないかと感じました。
 不愉快な思いをさせてしまったのではないでしょうか。ごめんなさい」
 のような感じです。

6、自分を主語にしてアイメッセージで
普段の話し方から意識しておいて、とっさのときにもあわてないようにしましょう。
トレーニングしておくと良いですね。

アサーティブに過ごそう

アサーションを生活の中に取り入れていくことで
必要以上に我慢することや
誤解されて気持ちが伝わらず
悲しい思いをすることは無くなっていくでしょう。

顔色をうかがって行動するのではなく
自分の心に正直に生きる心地よさを
ぜひ一緒に体感していただきたいと思います。

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